2017/4/23 春の養老

土曜日の診療を終えてから岐阜に帰省していました。火曜日に手術を受けた父を見舞うために実家に帰りました。病院での夕食に間に合うように父の病室に着くと、父はフラフラしながらトイレに座っていました。やはり手術の影響で大分身体が弱っているようです。幸い食事制限がないので母が作った豚汁を保温ストッカーに入れて持って行ったら、父は美味しそうに全部食べてしまいました。

翌朝早朝、僕は実家近くにあるお墓に参りして、近所の田んぼ道から堤防を散歩しました。雲ひとつない晴天。堤防の上に立つと、遠くには雪をいただく槍ヶ岳、奥穂高、乗鞍岳を望むことができました。青空と白い山頂とのコントラストがはっきりしていたからこその眺望でした。もちろんiPhoneのPeakFinderというアプリが水平線に見える山々の位置を教えてくれるからこそ確認できるのです。子供の頃には遠くまで見えても山々の名前までわかりませんでした。

ウォーキングの後に父の朝食に間に合うよう病院に出掛けました。昨晩はよく眠れたらしく、朝食も美味しく食べました。僕はベッドサイドでコンビニおにぎりの朝食。そして主治医の回診の合間に父リクエストのカキ氷を買ってくると、これまた父はペロリと平らげてしまいました。昼食も介助してから実家に帰り、お昼ご飯を食べて大阪に戻りました。

ゴールデンウィークに帰省するときには退院しているはず。早く良くなってください＞父！

御墓参りしてから輪中の堤防へ向かう田んぼのあぜ道にて

堤防に輝く菜の花

右手の高い建物に父が入院しています。
病院の奥が伊吹山。左が養老山。