2011年9月23日金曜日

2011/9/22 診療室のワックス掛け

木曜日の午前診を順調に終えて、近所のお好み焼き屋さんでランチをいただき少し休憩してから、診療室のワックス掛けをしました。まずは床の汚れを取り除くために、洗剤を使って黙々と、3時間かけて診療室の床を一心不乱に磨き上げました。診療室の床は汚れます。薬品や材料が飛び散ったり、削りカスやワックスなどが床にこびり付いてしまいます。普段からこまめに掃除をしても、3ヶ月経てば汚れが目立ちます。私のクリニックではだいたい3ヶ月ごとに診療室のワックス掛けをするのです。
今日のワックス掛けは普段とは少し違った気持ちで取り組みました。汚れ落としをしながら、熊野川町の友人の診療室の様子を思い浮かべました。台風12号による災害で自宅や診療所が天井まで浸水した様子を思い浮かべました。きっと彼は毎日必死に泥を掻き出して復旧への準備をしていたことでしょう。昨日の台風15号が再び紀伊半島南部を襲い、熊野川町日足では堤防から水が溢れ出したとNHKが報道していました。日足地区は停電していたこともあって友人には再び連絡が取れないのですが、ひょっとするともう一度被害に遭っているのかもしれません。
自分の診療室の床を磨きながら、何度か勉強させてもらいに行った熊野川町の友人の診療室を思い浮かべました。彼の診療所が泥にまみれてしまった惨状を思い浮かべました。本当につらい思いをしているのでしょう。
ワックスをかけてピカピカになった診療室は本当に気持ちいいものです。ここで仕事ができる幸せを噛み締めています。

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