2011/9/6 台風12号災害情報

新宮市日足に住む友人の情報を集めています。台風12号の被害で診療所や自宅が天井まで浸水したらしく、仕事どころか生活まで苦しまなければいけない状況らしいです。ただし本人は元気で家族と一緒に避難しており、状況によっては自衛隊ヘリコプターで新宮に移送されるかもしれないとのことです。
 Googleマップの台風12号災害情報を見ると、田辺から中辺路へ向かう国道311号線や本宮から新宮に向かう国道168号線が自動車の通行実績がない状態で表示されており、完全に日足は孤立している様子がうかがえます。援助物資をかついでお見舞いに行きたいところですが、寸断された道路がいつになったら復旧するかもわからない状況です。彼の性格から考えると、家族さえ無事ならばたとえ診療所を失ったとしても希望を絶やさない前向きな気持ちを今も持ち続けていることと思います。幸いご家族ともご無事だと伝え聞いているので、これからの復活の青写真を描いていることでしょう！道路が復旧したら日足に行きます。それまでなんとか頑張って下さい！
震災にしても原発事故にしても、そして台風12号にしても、人生観を揺るがすような出来事が次々に身の回りに起きるなんて、本当に恐ろしい事だと思います。生きていることの幸せをもう一度考え直さないといけません。儚い人生をどう生きるか。一瞬一瞬を無為に過ごすことなく、人生の意味を噛みしめながら歩いて行かなければ。