2011年6月29日水曜日

2011/6/29 亀山モデル

今日も暑くて忙しい一日でした。午前中から目一杯患者さんが続いて、一気に夕方まで。まだ筋肉痛が続くので辛い一日でした。
昨晩は遅くから地デジテレビのセッティングに取り掛かりました。二台目のテレビなのでちょっと小さめ26v型のLED AQUOSです。これに外付USBハードディスクを接続して録画できるようにしました。セットで5万円弱!本当に安くなったというか、これじゃぁメーカーが儲からないはずだと思いました。徹底的にコストにこだわるのは梱包からも伝わってきます。小さなパッケージの段ボール箱。余分な発泡スチロールひとつないギリギリの梱包。これは実は数年前のMacBookの梱包に似ています。パッケージを極力小さくして配送費や管理費を最低限に抑えるようにしたのはAppleが先鞭をつけた訳です。しかしAppleの製品は他社製品に比べて少し高いですよね。そこでAppleは稼いでいるのです。日本の家電メーカーは安売り合戦に疲れてしまっています。今回買ったAQUOSにも「亀山モデル」と誇り高いシールが貼ってあったのですが、シャープの亀山工場は最新式テレビ液晶の生産からApple向け中小型液晶の生産に切り替わることが報道されていました。Appleは韓国メーカーに過度に依存したくない、シャープは工場の稼働率を最大限に上げつつAppleから資金調達したい、という両者の思惑が合致した結果です。しかしそれによってシャープが誇る「亀岡モデル」は実質上消滅してしまうのです。日本の誇りがまたひとつなくなってしまうような気がして、悲しいです。

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