2011年7月26日火曜日

2011/7/26 事故処理の不手際

中国浙江省温州市で追突・脱線事故を起こした高速鉄道にニュースを聞くと胸が痛くなります。死者・負傷者の数すら正確には報道されず、高速鉄道の運転席は翌朝すぐ、横の野菜畑に掘られた穴に捨てられたそうです。事故原因の調査も行わずに、翌日から列車の運行を再開したそうです。しかしながら報道で事故処理を批判されると一転して現場近くの穴に投棄した運転席部分の残骸を掘り出し始めたそうです。事故対応策としては最低の対応ですよね。このような当局の対応から一般民衆の不満が高まり、天安門事件のような民主化勢力の爆発に繋がる可能性があるのではないかと思います。中国にはバブル崩壊のリスクも懸念されており、政治経済両面での不安材料は今後の世界経済を大きく左右する因子になりかねません。
日本にとっても中国の動揺は大きな問題です。電力不足や円高を背景に、日本の基幹産業の海外移転が計画されています。先日は日産が中国での現地生産を倍増させるべく工場を増強すると日経新聞が報道していました。そこで中国にも不安材料が溢れるとなると・・・・

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