2010年12月15日水曜日

2010/12/15 歯科用金属高騰

真冬の寒さになりました。今日の診療にはクリニック開院以来最多の患者さんに来ていただき、診療途中に滅菌しなければ器具が足りなくなるほどでした。昨日抜歯した患者さんも皆さん調子よくて安心しました。仕事納めまであと2週間、必死で駆け抜けて行きます。
歯科用金属の価格を調べていてビックリしました。ウチのクリニックでも保険治療に一番たくさん使用している金銀パラジウム合金がまた値上げされて、金属代金と技工代金を併せると保険点数では赤字になるくらいです。コストとしては他に材料費や人件費、その他諸々の諸経費がかかりますので、歯を削って型を取って金属で修復するのならば、治療すればするだけ赤字になってしまうというひどい有様です。来年春には保険点数がまた見直されるのでしょうが、そんな悠長なことを言ってたら経営が成り立ちません。怖くて請求書が見られないほどです。それでも私としては妥協したくない分野なので、当面はなんとか他の部分で経営努力していきたいと思っています。
在庫管理をして年末までに購入しなければいけない消耗品をリストアップしていたら、岐阜の母親からクリニックに電話がありました。年末の帰省の予定を確かめてくれました。この年齢になっても子供の私のことを心配してくれるなんて、やっぱり親は有り難いなとつくづく思いました。大学入学から大阪に出てきて、ろくに親孝行もしていないのに、逆にいろいろ心配かけてばかりなのに・・・

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